rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

大きな枠組みは複雑で決まりにくい


身の回りのことから、国家や世界まで
の全体の大きな枠組みを決めることは、
複雑で不確定要素が多く、決めるのに
手続きが大変で、決定が難しく時間が
かかる。


でも、ただ嘆いてばかりいても仕方が
ない。大きな枠組みは決めにくく時間
がかかるが、小さな枠組みなら比較的
短時間で個人で決めることができる。


小さな枠組みを考えながら、大きな枠組
みも意識する。そすると、小さな身の回
りのことも論理的に決め易くなるし、更
に大きな枠組みの方向性も自ずと浮か
び上がってくる。


世の中のあらゆる事象をシームレスに
考えること。当たり前のようなことだが、
これまで、おそらく意識的に考えて行動
されてこなかった。そろそろ、ひとり
ひとりが考えはじめてもいいように思う。


身の回りの現実が決まっていかなけれ
ば、大きな枠組みも決まらないし、大き
な構想が見えてこないと小さなことも
どうすればいいか分からない。


ゴロゴロしながらこんなことを考えた。