rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

どういう社会でどう生きていきたいか


3.11以降、あたまとからだの中は、いまだ
モヤモヤしたままだ。それが問いかけたこと
は、あなたはこれからどういう社会でどう生き
ていきたいですかということであるはずなの
に、政治はその問題に触れる前のある意味
どうでもいいことで右往左往している。本当
にこれでいいのだろうか。


自分としても、できる限りこれからも行動を
起こしていくつもりだし、思考の面でもあたま
の中を整理し始めている。この問題は日本
社会全体のみならず、それぞれの国民の
仕事や地域社会のあり方にまで、全体から
隅々までの様々なレベルで考えていかなけ
ればいけないものなのである。


そういう自分は建築という分野で、そのあり方
をどう転換し展開していくかという問いが、突き
つけられている。すぐには答えは出ないだろう
が、行動し現実を取りまとめながら思考を再
構築していかなければいけない。


しんどいけど、これを乗り越えていかなければ
未来が見えてこないのである。