rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

年齢のこと


前にも書いたことがあるかもしれないが、
35才くらいから、自分と人の年齢を気に
しなくなってきた。


若いということはなにかになる未来の
可能性を持ちいいことだとされている
ようだが、醒めた目で見ると、何も経験
がなく未熟なだけで、とてもシビアな年頃
だともいえる。


老いているということは経験を積んで
尊敬の対象であるとされているが、これ
も醒めた言い方でいうと、若い人より
ただ長く生き多くのことを知っている
だけだともいえる。


ではなにが必要か。その人がなにを考え、
どのように行動しようとしているかでは
ないかだろうか。それは、老いも若きも
関係ない。


問題は、人の意思と行動である。若さと
老いを無理なくそれらに結び付けらて
いればその人は尊敬に値するのだと思う。