rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

精神と身体の不一致


前にも書いたかもしれないが、年に数度脳
で考えていることと身体の動きが一致しに
くい状況になることがある。そう深刻なもの
ではなく、ニュアンス的気持ち的なことで
しかないが・・・・・。いまがその時期である。
身体の輪郭が曖昧になっているような気が
する。


精神と身体、二元論のように分離して考える
のがいけないのかもしれない。精神は脳に
おいて脳内物質の移動によって生み出され
る。物質によって存在するものなのだ。身体
も物理的な肉体の動きとしてだけとらえられ
がちだがそうでもないのかもしれない。身体
で覚えるものは物理的な身体に脳の活動の
ように、身体に精神性のようなものが宿って
いるのではないか。自転車の運転やスポーツ
のように、一度覚えたそれらはそう簡単には
忘れないことなどはなんらかの精神性が宿
っているのではないか。


いまの自分の状態は、脳の精神性と身体の
精神性にズレが生じているからもたらされて
いるのかもしれない。不思議な状態の置かれ
ながらこんなことを考えてしまった。