rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

小さなプライド、大きなプライド


浅いプライド、深いプライドといい変える
ことができるかもしれない。


意思と責任をもって生きていると、自然に
からだの中から湧き上がってくるものそれ
がプライドというものである。いわば、これ
が、大きな深いプライドである。


ときどきプライドを安売りしてしまうことが
ある。日々の会話で、小さく浅い目の前の
プライドを守るために見栄を張ってしまう
ことがある。意思と責任をもって生きること
とはなんの関係もない、単なる見栄である。


この単なる見栄ほど厄介なものはない。
自分を実際より、賢く大きく見せたいだけの
ものである。実体のない偽りのものからは
なにも生まれてこない。結果として、さま
ざまな関係の悪化をもたらす。


しっかり生き、行動していくことで内側から
湧き出してくる、大きな深いプライドだけを
大切に生きよう。目先のことに惑わされて、
ちんけな見栄を張るのはやめよう。


再確認しなければ忘れてしまうことがある。
自戒を込めてこんなことを考えた。