rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

2006-10-01から1ヶ月間の記事一覧

来年の手帳

きのうは、経堂まで散歩がてら歩いて行き、 ビールつきでお昼を食べて、また歩いて帰って きた。 帰りに本屋さんに寄ると、もう来年の手帳が 売られているではないか・・・。 いつも使っているものが並んでいたので、ちょっと 早いかとも思ったが、見つけた…

まちはまだまだおもしろい

写真は、事務所近くの風景。 建物が解体されると、後ろにあった風景が 唐突にまちに顔を出す。 今まで見慣れていない風景が突如出現する。 それらは、まちの奥行きと歴史を内包して おり、見るものに驚きと日常のはかなさを 感じさせる。 こんなかわいい家が…

紫色の朝顔

写真は、近所で咲いている紫色の朝顔。 寒くなる頃まで咲きつづけている。 この種類の朝顔は、原種に近く生命力が 強いらしい。近所の住宅の庭を注意深く 見ていると同じ色の朝顔が咲いている。 ふつう、雑種の方が原種より強いような イメージを持っている…

子供は境界を越えていく

写真は、最近では珍しくなった子供が描いた 道路の白墨の落書き。 子供だからできることの一つかもしれない。 大人が道路で落書きをしていたら、誰かに 注意されるだろうし、絵にもならない。 子供は、領域を固定しなくても済む存在だ。 そういえば、私も子…

It's fine・・・.

きょうは、ちょっと暑いが空気も乾燥しているし、 人間のからだにはちょうどいい気候。 午前中は、さいたま市の住宅と逗子市の住宅の スケッチ、そして、横浜の建売住宅のコンセプトの 整理をする。 午後は、スタッフ打合せ一本。その後は、午前中の スケッ…

空気が重い

こんなに気持ちのいい天候なのに、からだもきもちも 重力にあらがえず一日寝床で過ごす。せっかくの オフだというのに・・・。 からだもきもちも調子がいいときは、重力など 空気のようなものだが、調子が悪くなってはじめて、 その存在に気が付く。からだが…

悲しき電柱

写真は近所の電柱。 以前は、電線と電話線だけ支えていれば よかったのに、最近では、光ケーブル、 有線など想定されなかった線も支えな ければいけない。 それに、世田谷の狭い道路ではトラックに ぶつけられることも多い。この電柱は、 2本もギブスをまか…

雲ひとつない空

きょうは、体育の日らしい。10月10日が 東京オリンピックの開会式と記憶している 人間にはちょいと違和感がある。 暑くもなく、寒くもなく、からりとしていて 雲ひとつない。こんなに気持ちのいい日は 一年のうちにもそう何日もない。 きょうは午前中、クラ…

目黒区の住宅の地鎮祭

きのうは、目黒区の住宅「HAPPY-HOUSE 9」 densityの地鎮祭。 前日の嵐のような雨の天候も一転して晴天。 うちの雨女のスタッフKもこれで汚名返上か。 だれかから、一度だけでいい気になるなよ との声も聞く。 地面はぬかるんでいたが、気持ちのいい 地鎮祭…

長距離移動日

きょうは、長距離移動日。 朝イチ、自由が丘で地鎮祭。つぎは、光が丘に 移動して、クライアント現場打ち合わせ。おもに、 スイッチ、コンセントなど電気関係の位置確認。 そのあと、町田に移動。一年目検査。 ちょっと、予定を詰め込みすぎた。現場ごとに 3…

ここだけドア

豪徳寺のとあるお宅の玄関ドアである。不思議な ような、かわいいような・・・。 おそらく、最初は一軒家だったのだろう。とある 事情、つまり、お子さんが結婚されて2階に住む ことになった。しかし、お嫁さんが玄関が一緒は いやということで、一間幅の玄…

建築の多様性

建築へのアプローチには大きく分けて2つある。 ひとつは、最も具体的で使いやすいかどうか、 部屋の数や面積が足りているかという現実の 世界からのアプローチである。 もうひとつは、コンセプトという言葉に表される ように、人間の抽象化能力を使って「世…

カプセル

写真は、ガチャガチャのカプセルである。 カプセルは、なぜこれまで人を魅了するのだろう。 ガチャガチャも半分半透明から、中がまったく見え ないものも出てきた。中に入ってるものだけお店で 売っていても子供たちは興味を持たないだろう。 カテゴリーは分…

セットバック事情

建築基準法で第42条2項の道路とされる道路は、 幅が4m未満の場合、4mの幅員を確保するために、 建築物を建替えまたは新築するときに、道路 境界線を道路中心線から2mの位置までセット バックしなければならない。(道路の反対側が 崖や川の場合は、反対側の…

久しぶりにTVでF1を観る

昨夜、かなり久しぶりにTVでF1を観た。よく観て いたのは、20年くらい前のバブル期である。きのう の中国グランプリで知っているドライバーは、 シューマッハー、クルサード、バリチェロ、 くらいだ。彼らもよくこんなに長く第一線のF1 ドライバーをやってい…