rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

2008-02-01から1ヶ月間の記事一覧

仕事の本質

世の中には、あまたの職業があるが、種類を 問わず、共通するのは、食い扶持を稼ぐもの である。 もうひとつ、共通するものがある。それぞれ、 かたちやフィールドは異なるが、それぞれの 関わる分野で、なにが大切かを見つけていく 作業である、という側面…

カキパー

きのうの朝、漁港から殻付き牡蠣を送り ましたとのメールを、岡山在住の元スタッフ のKさんより受け、夜、牡蠣パーティをする ことに・・・。 殻付き牡蠣はあたりやすいとのことで、 本当は生でいきたかったが、電子レンジで 加熱して、ポン酢とレモンでいた…

見えざるものをさがす旅

設計の依頼を受けるとき、だいたいの方に いうことがある。建築の設計は、見えざる ものを依頼主と設計者がいっしょになって 見つけていく旅のようなものです、と。 依頼主は、自分がどんな建築が欲しいかを いちばん分かっている人であるが、具体的 にどの…

ド系はやっぱりおもしろい

きのうは、書き物の取材で流山市の住宅 「DO-HOUSE 3」half-buildに伺う。ド系 (DO-HOUSE)の建築である。ド系とは、 建て主さん自らが動いて建築に参加する 住宅名のカテゴリーである。 こちらの参加者は、編集者のSさん、うち のスタッフのK、私の3人。 …

会議の雰囲気は一人の発言で一変することがある

ネガティブな雰囲気で進んでいた会議が、 一人の発言で一変し、ポジティブな状況に 変化していくことが時々ある。 その発言は、ポジティブで、明るい多くの 人々の未来を見据え、しかも、具体的で リアリティがあるものに限られる。 大体のネガティブな傾向…

そして、人は、酒を飲む

ここのところ飲み会が連続している。年末 より多いくらいだ。これは世の中の流れか、 それとも自分の流れか。はたまた、飲みたい がために、自分が飲み会を企画しているのか。 おそらく、どれも然りである。それにしても、 なぜ人は酒を飲むのだろう。 日々…

いまこそ空間を語る

できるかぎり、過去現在を問わず、他の人が 設計した建築をみるよう心がけたいと思って いる。 そのとき、いつもみるための基準がある。その 建築に空間があるかないかだ。ないものは一瞬 にして分かる、そしてそれで終わり。同じよう にあるものも入った瞬…

自分に気付くことは難しい

自分で自分のことが分かっているという人は 信用できない。過去の自分については、いくら かの分析ができるから、少しは分かることは できる。 日々、未踏の新しい時間を生きているのだから、 それを分かるほうがおかしい。過去の自分で あっても自分の歴史…

不完全のすすめ

完全を求めてはいけないといっている のではない。完全を求める意思や行為は いいシクミやモノをつくっていくにはとても 大事なことだ。 だが、シクミやモノが完全なものになる とどうだろうか。社会システムなどだと、 いったん完全なものがつくられてしま…

静かな一日

朝から、スタッフ3人が外出しているため、 事務所には、残ったスタッフ1人と私の2人 だけ。静かな一日である。 午前中、今度第1回目の案を提出するプロ ジェクトのスケッチ。まだまだ、空間が 立ち上がってこない。 午後からは、溜めに溜めた事務作業。そし…

発電カフェ

ときどき、かみさんとバカな話で盛り上がる。 きょうは、「発電カフェ」。 そのカフェには、よくフィットネスクラブに あるトレーニング用バイク数台と、カフェ コーナーがある。バイクは発電機となって いる。 お客さんは、店を訪れると、まずバイクを 漕ぐ…

雪の朝

今朝は、雪である。生まれ育った鳥取の冬の 気候を思い出す。 鳥取では、1週間に1回くらい晴れの日がある。 東京では、反対に1週間に1回くらい曇りや 雨の日がある。 これだけ、日本海側と太平洋側の冬の気候は 違う。太陽光を冬季、有効利用するパッシブ ソ…

シカパー

昨夜は、現場監督のMさんからもらった鹿肉で、 鹿パーティを事務所でやった。 どう調理すればいいかわからなかったので、ネット で調べたが、煮物系のものが多くそれは面倒くさい ので、軽くいためて、スタッフKがエジプトで買って きたエジプトワインを飲み…

ハード・デイズ

2月から4月にかけて竣工する住宅の施工が 佳境に入ってきた。新たにデザインしなければ いけないものも数件あり、かなりハードな日々 が続く。それでも苦しくなく、楽しめているので、 とりあえずのところ、ノープロブレム。 不思議なことだが、暇なときより…