rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

2005-04-01から1ヶ月間の記事一覧

グランド・ゼロ

昨日午前中、人文学系大学教員のtoshimさんhttp://d.hatena.ne.jp/toshim/20050408と 現場打ち合わせ。建築の打ち合わせもおもしろいが、その他の話題も話せるのが毎回楽しみ。 toshimさんの「Daniel Libeskind, Breaking Ground (Riverhead 2004)」の書評を…

不思議な駐車場アート?

午前中、杉並の「SU-HOUSE 12」rolesの現場でクライアント打ち合わせ。 その現場のすぐ近くに空き地のような、駐車場のような、 ランドスケープアートのような「もの」がある。 敷地のまわりは鉄道用の亜鉛メッキのフェンス、道路のからY字状に伸びる土間コ…

意識的であること

先日、子供に部屋を空けてくれという妻の要望で片付けをした際に、 今までたどり着けなかった私の本棚までの道のりが通行可能になった。 そのとき、学生時代に読んだ本に目が止まった。 エドモンド・リーチ著「文化とコミュニケーション」、 山口昌男編「説…

小田急線の豪徳寺駅前広場?

写真は小田急線の豪徳寺駅前広場(?)を世田谷線の方から見たもの。 どうしてこんなことになってしまったのか・・・。 これは広場でもなんでもない。 いままでつながっていなかった道路がつながって、 出口が豪徳寺商店街と山下商店街にダイレクトになった…

1対1のネットワーク

日曜夜のNHKのスポーツ番組で、中田英寿が興味深いコメントをしていた。 バーレーン戦前のインタビューで、「システムには興味ないんで・・・」と。 そして試合後には、「勝つのが目的だったので・・・、1対1の対応が守備でも 攻撃でもうまくいった・・・」…

酸辛湯麺(スーラータンメン)

僕は麺類が大好きだ。 今日の昼食は、豪徳寺の北京飯店の酸辛湯麺(スーラータンメン)。 その文字通り、酸っぱくて辛い麺。 スープはあんかけ系。 具は、たけのこ、しいたけ、ハム、焼豚、それらの千切りととき卵。 医食同源ということばがあるが、肉体的精…

歴史的視点について

小学校、中学校、高校、大学で教わった歴史は、 ある数人の教師の授業を除いてほとんどが退屈でつまらないものだった。 史実のみを教え、覚えることが前提の教育だったからだ。 その裏に潜む歴史を綴るものの意思、 いまを生きるために何を学ぶかについては…

花見その2

花見その2(写真右)は愛宕山の中華屋さんにて。窓越しにライトアップされた桜を見ながらの食事。開花状況は上に同じ。とある工務店主催のもの。この工務店もすごい。いろいろなひとが出入りする。もとこの中華屋さんの支配人だった現場監督、役者、建築家…

花見その1

花見その1(写真左)。子供が卒園した保育園の親たちの花見に参加。桜はつぼみ中心で咲いているものはちらほら。保育園はいろいろなひとたちが集まる交差点。ミュージシャン、画家、郵便局員、編集者、デザイナー、教職員、事務機メンテナンスの方、建築家…

境界:おもしろいことがはじまる場所

4月1日。 エイプリルフール。 気軽な気持ちでブログをはじめる。 日々考えていることを備忘録がわりに綴っていこう。 最近、「境界」について考える機会が多い。 おもしろいこと、興味深いこと、新しいことがはじまる場所。 世の中のしくみが本格的に改変さ…