rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

2005-11-01から1ヶ月間の記事一覧

外出デイ

午前中は、調布で地鎮祭と工事請負契約。 午後、市川の住宅の事務所検査。 夕方から、経堂で建築家仲間のミーティング。 そのあと飲む。 ●写真は、市川の住宅前の旧江戸川の風景。

新座の上棟式

きのうは、夕方から新座の住宅の上棟式だった。 それにしても、暗くなるのが早くなった。 5時にはもう真っ暗。 雨も降らず、極度の冷え込みもなく、いい上棟式だった。 地下駐車場があるため、上に上がるのは危険だし、 駐車場の中は辛気臭いし、ということ…

本日フル出勤

いい天気だ。 しかし、きょうはフル出勤。 午前中、クライアント打合せ。 午後、所内企画打合せ。 そのあと、新座で上棟式。 晴れの上棟式でよかった・・・。 早く読んでしまいたい本が何冊かあるが、 なかなか読めない。 きょうの移動時間にしっかり読書し…

般若心経

先週、実家のある鳥取へ法事二つに出るために行ってきた。 その際にお坊さんがお経を唱えるときに、般若心経が 参加者に配られて、その文字に接する機会があった。 これまでも何度かそういう機会があったかもしれないが、 内容が気になるもののなにが書いて…

続けること

もうこのブログも、224日も書き続けている。 私は、はっきり言ってズボラな男である。 なぜこんな男がこんなに書き続けられるか。 それは毎日書くと決めたからだ。 だから一日でも休むと書かなくなってしまうかもしれない。 タバコをやめたときもそうだった…

まちの空隙

道路に対してびっしり建築が建っている通りほど 味気ないものはない。 庭なり、テラスなり、門なり、 まちに対して個々の建築が少しでも 開いている通りはちょっと安心する。 まちがあっての建築、建築があってのまちである。 開き開かれる関係がほしい。 何…

分類し整理すること

ものごとの全体像を把握するためには、分類し整理することが 不可欠である。 というより、分類し整理することは世界を把握することと 同義である。 生物学的には、種を分類整理することで生物学的世界を理解する ことができる。 物理学的には、諸法則を分類…

線を引くこと

修行時代、師匠からは、飴を引くように線を引けと言われた。 あのころは製図版ではなく、デコラが貼ってあるテーブルに 早稲田式のロールトレペをカットしたトレーシングペーパーを セロテープで貼り、T定規を使ってホルダーで図面を引いていた。 師匠は、…

職業人としての社会参加

11/2〜11/6、きのうまで私用で実家のある鳥取に行ってきた。 お見舞い、法事、法事。 行きの飛行機は快適だったが、帰りは揺れる揺れる・・・。 結構、飛行機には乗っている方だが、 ベスト3に入るくらいの揺れだった。 話は変わるが、ここ最近、住民の社会…

「空間」はそんなにむずかしくない

(ザ・ハウスのメールマガジン掲載記事の転載) 建築家は訳のわからない「空間」ということばを平気で連発する。実は、 思われているほどむずかしいものではない、生活の中にふつうにあるものだ。 空間とは、その字のごとく、「もの」と「もの」、「こと」と…

竣工押しかけパーティ

うちの事務所で設計した住宅のほとんどで、オープンハウスをさせて もらっている。そのあと行われるのがうちの事務所主催の押しかけパーティ である。3・4年前から、恒例の行事となっている。 プロジェクトには、それぞれ特徴をあらわしたプロジェクト名をつ…

住まいづくりの目的はただひとつ

世の中、同じ方向を向いていたり同じ目標を達成しようとしているのに 無駄に対立していることが多すぎる。 いつも、住宅の設計にとりかかるときに自分の中で再確認することが ある。それは住まいづくりの目的についてです。クライアントのご家族が 末永く幸…

こまった人

養老孟司著の「こまった人」を読み終える。 最近の読書は移動時間がほんとんどである。 虫と社会と国際情勢に関するエッセイ。 相変わらず、立ち位置のはっきりした文章である。 それにしても「バカの壁」はかなりやさしく書いてあるというものの、 あんな難…

空港

私は空港という場所が好きだ。 空を通して世界につながる場所。 世界に飛び立つところ、世界から降り立つところ。 日本の空港の中では、羽田空港第二ターミナルは かなりいいのではないかと思う。 出発ロビーへのアプローチの天空へ向かうかの ようなエスカ…

読書の効用

知的能力については、基本的に人間の能力に先天的に 備わっているものではない。 ゆえに、何かを学ぼうとするときに、本が今ほど 流通していないときには、師を求めて旅をし、 師から直接思想を学び取らなければならなかった。 いまでも、職人などの世界では…