rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

2008-09-01から1ヶ月間の記事一覧

意思はどのように形成されるか

きのう、意志こそ価値があるものと書いたが、 その意思とはどのように形成されるものなの だろうか。 それは、周囲の身近なことから、より幅広い 「世界」を知ることだろうか。世界は差異で できている。世の中の、多様な差異や格差を 知ることが重要だ。そ…

なにに価値があるか

なにがおもしろいかと言い換えてもいいかも しれない。 歳をとっていろいろなことを知っているから その人に価値があるわけでもない。逆にただ 若いというだけもそこには価値はない。中間 の壮年期で仕事がバリバリこなせるから、その 人に価値があるわけで…

よくもまあ毎日書いてきたものだ

このブログを書き始めてから何年経つの だろう。それすら、もう忘れてしまった。 私は、根がズボラなはずなのに変である。 おそらく毎日続けるということに意味が あるのだろう。歯磨きでも、朝晩きちんと 磨く習慣を付けると、磨かないと気持ち 悪くなるの…

自由について考える

押井守著の「凡人として生きるということ」 (幻冬舎新書)という本を読み始めた。 まだ途中までしか読んでいないが、これが なかなかおもしろい。いろいろな既成概念を バッタバッタと切り倒していってくれる。 彼がこの本の中でとっている姿勢がこれまた …

一日が打ち合わせだけで終わってしまった

きょうは午前中、クライアント打ち合わせ一本。 午後からは、新しい建築家建売住宅のプレゼン テーション。そのあと、建売の販売についての 打ち合わせ。隙間の時間にメールと電話。 結局、打ち合わせだけで一日が終わってしまった。 打ち合わせのおもしろい…

[日々の出来事]休日は敷地を見に行く日

きょうは、事務所の定休日である。ここのところ、 休日は敷地を見に行く日にあてることが多くなって きた。というより、普通の日はゆっくり見に行けない。 ということで、きょうは敷地を見に行く日。千葉方面 のふたつの土地を見てきた。やはり、現地に行か …

お金でできること

貨幣経済の中で生きている限り、ある程度の お金がないと生きていけない。 もし、生きるため以上のお金を持っていたと して、そのお金でなにができるだろう。お金 さえたくさんあれば、なんでもできるではない かという幻想が、いまでも信仰されている場面 …

ほんとうの生ビール

おとといの土曜日の午前中、世田谷区の住宅 「FU-HOUSE 11」wallの一年目検査だった。 とてもきれいに使っていただいているようで、 うれしかった。 ひととおり、何点かの補修箇所をチェックした あと、お茶とお菓子をいただき、次の打ち合わ せがあったので…

川崎市の住宅の上棟式

きのうも、あいかわらず、バタバタの一日だった。 午前中、世田谷区の住宅「FU-HOUSE 11」wallの 一年目検査。午後、クライアント打ち合わせ二本 こなしたあと、川崎市の住宅「FU-HOUSE 14」 ruinsの上棟式に参加する。 クライアントのKさんご夫妻とはじめて…

府中市の住宅の上棟式

きのうは午前中、クライアント打ち合わせ一本。 午後からは、雑用を済ませて、府中市の住宅 「SU-HOUSE 26」prismの上棟式に参加する。 現地に着くと、現場監督さん、大工さんなど 見慣れた顔。建築も案を何度も練り直した だけあって、質の高い空間になりそ…

物価が止まらない

1年前と比べると、建築資材の価格は2割くらいアップ している。これまで身につけてきたコスト感覚に2割 増しして考えないと目測を誤る。コスト管理が難しい 時代になってきた。 そういえば、消費税が導入されたとき同じような 戸惑いがあったことを思い出し…

蜘蛛も日々闘っている

きのう、ふと壁に目をやってみると、蜘蛛が 壁で闘っているすがたを発見。この写真では 非常に見にくいが、目を細めて、それでも見え ないところは想像力で補ってほしい。 左下のヤツは、萎縮して縮みこまっている。 右上のヤツは、怒りまくって派手に攻撃し…

[日々の出来事]束の間の休日

夏休み以降はじめて、やっと丸一日休める。 午前中、経堂に行って、ずっと切れなかった 髪を切りに行く。 そのあと、本屋さんに行きゆっくり本を物色。 そして、お昼前の混まないうちに、大勝軒で 中華そばを食べる。しばらくできなかったこと をフルコース…

おいしい生活

糸井重里さんのセゾンのためのコピーである。 テレビのCMでは、ウッディ・アレンが、渋い着物 を着て習字で「おいしい生活」と書くというもの。 1982年の広告である。 辻井喬さんと上野千鶴子さんの対談をまとめた 「ポスト消費社会のゆくえ」(文春新書)の…

ちょっと疲れが出てきた

夏休み前後の忙しさと、忘年会並みの飲み会 続きの疲れがここのところで出てきたようだ。 一段落しそうな見通しが見えてきて、緊張感が 途切れたからかもしれない。 年に数回マッサージにいく。店で来店したこれ までの時期をたずねると、いつも梅雨前あたり…